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らいキチカフェ
Rai-Kichi Cafe
「強い」ってなんなんでしょう。
「自分の意見が正解なんだ!」と、いつも正しいという「強さ」があります。
でも、「いつも正しい」だけだと、あなたも、あなたが関わる人たちも、だんだん息苦しくなってきませんか?
一方で、
「あなたはどうなの?」「私はいいのよ・・・」と、
自分よりも誰かを真っ先に大切にし続けることで、居場所や役割を手に入れるような「強さ」もあります。
でも、「いつも誰かを優先」だけだと、あなたも、あなたが関わる人たちも、どこか寂しくなってきませんか?
だんだんと、あなたは窮屈に、相手は傲慢になってきませんか?
本当はなにがしたいのか、わからなくなってきませんか?
行動ではぶつかり合っているように見えることはあっても、
「お互いが、関わっているみんなが、少しでもよくなるためにはどうしたらいいんだろうか?」
という同じ目標に向かって、同じ方向にむかって進んでいける人。
ひとり一人意見が違うのは当然だし、相手も自分と同じように意見を持っている、ということを忘れず、対話から始められる人。
でもやっぱり、時には余裕がなかったりして、いつでもどこでもそんな風に対応することは難しいから、間違ってしまうこともたくさんある。
だから、自分に足りなかったところや、自分が間違っていたことに気づいた時、
いつの間にか自分を正当化し、相手を不当に非難していたことに気づいた時、
それをいったんやめて、自分にいまできる、必要だと思う行動を、再び選択することができる人。
まずは、再選択しようと考えられる人。
そんな風に生きていける人が、いまの僕が目指したい、“しなやかに強い” 生き方をしている人です。
こんな生き方をするためには、今まではどうしても受け容れられなかった自分を、「それも自分のひとつなんだ」と許していったり、
「今はこういう状態なんだよね。じゃあ、今からどうしよっか?」と、いまの自分の状態に気づき、少しずつ受け容れ続けていくことで、「自分」の枠を拡げていくこともたくさん必要になるんだと思います。
それは「自分を変えていく」ということなんだと思います。
これが、一緒に活動をしている妻と話し合ってたどり着いた、現時点での僕たちの答えです。
“やさしい世界” 、それは、
他人や自分と非建設的に争うような、競合的な世界ではなく、
ちがいを想像し、ちがっていることを大切にできるような、協力的な世界です。
生きていくためには、強さが必要な時もあります。
正しさが必要な時もあります。オモシロさや、かっこよさが必要な時も。
でも、強さや正しさだけでは競合的になりやすいから、やさしさも一緒に育てることが大切です。
そのためには、
知識や体験をとおしていろんなモノの見方があることを知り、想像力を高めること、共感するチカラを高めることが大切です。
強さや正しさと、やさしさが一緒になったら、しなやかな強さが身につきます。
そして、しなやかに強い自分でいると、やさしくすることができます。他人にも、自分にも。
・・・・・・
Lithe:〔人・ものが〕しなやかな、柔軟な から「らい」を、
そして、主宰者二人の活動拠点であり、多様性にあふれた街である吉祥寺 から「キチ」を、
それぞれ借りるかたちで「らいキチカフェ」と、このコミュニティを名づけました。
アドラー心理学をはじめとした多くの知恵や、そこから生まれる「つながり」に楽しみながら接していくことで、
あれっ?いまなんかいい感じやん!?
“しなやかに強い” 感じやん!?
と感じられるカフェのような場所にしたい。
そんな願いを込めてみました。
“やさしい世界” につながる時間を、みなさんと一緒に過ごせたら嬉しいです。
次回の らいキチカフェ(#18)
イベント名 |
私とは何か ──「個人」から「分人」へ|読書会 #3_4 (らいキチカフェ #18) |
持ち物 (活用書籍) |
『私とは何か ──「個人」から「分人」へ』 平野啓一郎(著) 上記の書籍をご購入のうえ、必ずご持参ください。
※ なお、今回一緒に読んでいく箇所は、前回の続き
「第4章・p127-156」となります。
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内 容 |
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参加資格 |
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日 程 |
2019年 2月14日(木) |
時 間 | 19:00〜21:00 |
場 所 | 吉祥寺駅周辺の貸し会議室を予定しております |
参加費 |
2,000円(税込・資料代込み) 当日、現金にてお支払いくださいませ。 |
定 員 | 8名 |
ファシリテーター | 山田 鷹(やまだ たか) →プロフィールはこちらから |
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